インストラクターのご紹介

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  • 氏名:河和 旦
  • フリガナ:カワ タダシ

経歴

極小未熟児として仮死状態で生まれ、生後3日目には肺炎で危篤状態になる。

その後敗血症、水頭症を発症し髄膜炎になり肢体不自由に。生後1ヶ月で未熟児網膜症の手術を受けるが右目は失明、左目にも重度の視力障害と視野障害が残る。このため、外出時には車椅子を使用している。

2歳から普通保育園に入園。小学校は筑波大学付属盲学校に通いながら視覚障害を補うための教育を受けつつ(点字の習得やロービジョン者用補助具の活用法等)、地元の普通小学校に通い、障害者と健常者が対等にコミュニケーションをとるためのスキルを習得する。

中学/高校/大学は一般の学校で学び、2008年3月に首都大学東京(東京都立大学)都市教養学部都市教養学科 卒業(専攻は社会福祉学)。

障害があっても「働きながら、人の役に立ちたい」という思いから2013年に株式会社ふくろうアシストを設立し、視覚障害者向けIT関連機器の販売や操作指導、サポート業務を行っている。

このほか、学生を対象にした福祉体験授業の講師や、自治体のバリアフリーマップ作成等に協力している。

障害者向けITサポーターとしての活動実績

1998年、中学校に入学したとき、パソコンを使えば目の見える先生や生徒に渡すレポートは活字印刷により、自分用のノートは点字により作れることを知る。そのことがきっかけでパソコンに興味を持ち、画面読み上げソフトとキーボードによるWindowsの基本操作、視力に応じた画面デザインの調整方法、点訳ソフトと点字プリンタの活用方法、ホームページ読み上げソフトの操作、メール送受信などを、独学で習得する。

1999年、2000年、2002年に社会福祉法人 日本盲人職能開発センターが実施した、国際協力事業団(元国際協力事業団JICA)委託「視覚障害者用支援技術コース」のパネリストとして、ITと点字教材を活用しながら一般の学校で学んでいる様子を紹介する。

2000年9月から、ブラインドパソコンサポートに所属。ロービジョンセンターのスタッフとして、ロービジョンの方向けの支援機器のサポートに取り組んだり、視覚障害者用パソコン基礎講習会の講師を経験する。

2002年4月より、「視覚障害者の読書環境を考える会 Kサポート」に所属。音訳者を対象にDAISY編集ソフトの操作指導ほか、ボランティアが使っているパソコンのトラブル相談に応じる。

2013年7月より現在、障害者の読書環境を考える会 敬・サポートの技術顧問として、テキストDAISYやマルチメディアDAISY図書の製作方法について指導しているほか、障害者の読書を支援するためのアプリケーションやハードウェアの最新情報を紹介している。

このほか、一般のプリンタ、スキャナ、点字プリンタ、点字ディスプレイの接続設定、パソコンの環境設定等、多数のサポート実績がある。

2013年9月、株式会社ふくろうアシストを設立、現在に至る。